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エコツーリズムの過去30年、未来30年 世界遺産30周年を迎える屋久島から

ミニ・シンポジウム『エコツーリズムの過去30年、未来30年〜世界遺産30周年を迎える屋久島から』

【プログラム】
~第一部:基調講演~
寺崎 竜雄 (てらさき たつお)さん
公益財団法人日本交通公社
常務理事(観光文化振興担当)/観光地域研究部長/博士(農学)

~第二部:分科会~
参加者の皆様も小グループにわかれて頂き、ファシリテーターと共に議論を進めます。

【ご挨拶】
地球環境への危機感から作り上げられた「世界環境保全戦略」(1980)のなかで「持続可能な発展」「環境教育」そして「エコツーリズム」が登場してからすでに40年、日本でエコツーリズムの旗が揚げられてから30年が経過しました。屋久島町でも観光基本計画のなかでもエコツーリズムはその根幹とされ、推進のためのさまざまな方策が示され、国内の先進地に遅れを取りつつ今年2022年にはエコツーリズム推進全体構想の策定が予定されています。今年度、「屋久島大学」プロジェクトでは、エコツーリズムのこれまで30年間を振り返り未来の30年をどのように見据え、私たちが何を目指しどのように行動するのか、国内の専門家・実践家の方々とオンライン・ダイアログを通じて話し合い、考えてきました。今回、そのまとめとしてオンライン・シンポジウム『エコツーリズムの過去30年、未来30年〜世界遺産30周年を迎える屋久島から』を開催し、参加者の皆さんと、さまざまな課題や未来について語り合ってみたいと思います。

【お申込み前に、必ずご確認くださいませ】

  1. お申込みにあたり、ガイドや観光分野のご経験は不問です。お気軽にご参加ください。
  2. 第一部(基調講演)、第二部(分科会)ともにご参加、または第一部のみご参加、どちらも可能です。ぜひ第二部も、お気軽にご参加ください。オープンな議論の場と、させて頂ければと思います。
  3. 第二部の分科会ご参加時は、原則としてカメラオンでの参加をお願いします。
  4. 後日、ご参加されてのアンケート回答のご依頼メールをお送りします。ご回答をお願いします。
基調講演 ゲスト
寺崎 竜雄
公益財団法人日本交通公社

1986年日本交通公社入社。観光分野に特化したシンクタンクの研究員として、観光庁や環境省からの委託業務、地方公共団体が取り組む観光振興の支援業務などを行ってきた。専門領域は、持続可能な観光、観光資源の評価と管理・運営、エコツーリズム。近年は自然観光地の協働型管理や、観光客の行動を誘導・制限するローカルルールに興味を持ち、相変わらず現地調査に励んでいる。主な著書(いずれも分担執筆)に、『自然保護と利用のアンケート調査』築地書館、『観光産業論』原書房、『地域資源を守っていかすエコツーリズム』講談社、『観光読本』東洋経済新報社など。博士(農学)。富山県生まれ。

ファシリテーター
近藤 光一
富士山登山学校ごうりき

山頂から樹海まで、富士山における観光と環境保護のバランスを考えた仕組みづくり、環境保全に従事する人材(ガイド)の養成、エントリーアウトドアとしての場づくりの構築に取り組んでいる

海津 ゆりえ
文教大学 国際学研究科

エコツーリズムに魅せられ、その調査研究と開発支援を手がける。観光の力を使い地域の「宝」を磨き上げ、持続ある発展を実現するエコツーリズムを若者に教えている。

川村 祐一
NPO法人奥入瀬自然観光資源研究所

十和田湖カヌーツアー、奥入瀬渓流ランブリングなど地域で初めての本格的なエコツアープログラムを実現。コケなど隠花植物に着目し、エコツアーの推進、ガイド育成に努めている。

福島 大輔
NPO法人桜島ミュージアム

京都大学桜島火山観測所研究員を経て、桜島ミュージアムを設立。自然・歴史・文化など様々な視点を持ち、楽しみながら学べるシステムの構築を目指し、ジオパーク活動を民間主導で実践し続けている

新谷 雅徳
エコロジック

国際エコツーリズムコンサルタント。国内外で20年以上、エコツーリズム、国際理解教育をベースとした環境教育・インタープリテーション指導を行う。アジアにおけるエコツーリズムの第一人者の一人である

嶋田 京一
風カルチャークラブ

モンゴル、ネパール、屋久島など国内外の様々な旅行企画に携わる。「自転車でヒマラヤ縦断」 ツアーは第 14 回ツアーオブザイヤー審査員特別賞受賞。企画した講座・ ツアーに同行する「現場主義」をモットーとしている