【アーカイブ】きのこ・粘菌・コケ 知られざる屋久島の魅力〜隠花植物をめぐる世界
講師:新井文彦さん(あらい・ふみひこ)
きのこ粘菌写真家
北海道や東北地方を中心に、きのこ、粘菌などの「隠花植物」の撮影を手掛けている。著書は『もりの ほうせき ねんきん』(ポプラ社)、『森のきのこ、きのこの森』(玄光社)、『粘菌生活のススメ』(誠文堂新光社)、『きのこのき』(文一総合出版)、『毒きのこ 世にもかわいい危険な生きもの』(幻冬舎)、『きのこの話』(筑摩書房)など。人気インターネットサイト・ほぼ日刊イトイ新聞で「きのこの話」を連載中(毎週菌曜日更新) http://www.1101.com/kinokonohanashi/
本人ウェブサイト「浮雲倶楽部」http://ukigumoclub.com/
2021年11月30日にはNHK BSプレミアム「テントを背負って」に出演、新井さんがきのこを探し撮影する様子が30分放映された。
近頃ちまたでひそかなブームとなっている「きのこ」や「粘菌」。花をつけず、胞子で繁殖する“隠花植物”であるきのこ・粘菌はさまざまな姿かたちを持ち、愛好家や可愛い物好きの人々を魅了しています。今回は東北や北海道を中心にきのこや粘菌の写真を撮影し、その写真の美しさ、精密さで高い人気を持つ新井文彦さんが今回の講師です。残念ながら、新井さんは2021年に屋久島に初来島の予定が流れてしまい、屋久島での写真はありません。ですが、今まで新井さんが観察し撮影したきのこ・粘菌は屋久島のこういう場所にもいるはずという考察のもと、興味深い話をお伺いできました! きのこや粘菌の探し方のコツのお話も出てきます。
- 動画版
- テキスト版(準備中)
※動画のどこでどんな話をしているか簡単な概要をまとめています。詳細な内容はぜひ全編をご覧ください。
話の前の前段を司会者と講師でワイワイと:04:54
- 今日の講座は「きのこ・粘菌から屋久島を見る」こと:09:28
- みんなの憧れ? ベニテングダケ
- 主たるフィールドは阿寒湖
- きのこに夢中になったら糸井重里とつながってほぼ日で連載
ご紹介しましょう ぼくのフィールド阿寒湖:16:38
- あまりにも広大な森
- 阿寒湖と言えばまりも
- 熊も普通に暮らす森
- オンネトーがぼくのフィールド
- 氷の上を歩いてきのこの撮影に
- 阿寒湖の針葉樹林帯:21:51
- 北海道の典型的な森・針広混交林 どんな木がありますか?
- 美しいアカエゾマツの純林
さて、きのことはそもそもなんぞや?:26:41
- きのこは菌類、菌労感謝?!
- きのこの仕組み、生きかたについて
- 本体は目に見えない部分にある?!
- 長生きなきのこもある
- 不思議な形・アミガサダケ(31:23)
- 毒きのこはなぜできた? 色が色々あるのも謎のまま
きのこは森を作る影の主役:34:23
- 生木、腐った木、倒木、葉っぱ……どこに生える?
- 虫にも生える!
- きのこからも生える!
- 分解者として森の生命サイクルを維持している
見えないきのこを想像して写真を撮る:39:17
- きのこの戦略を理解する
※ここからはきのこそれぞれがどうやって胞子をばらまくかの戦略が写真で見られます!
粘菌の美しさを見よ! :41:27
- 宝石のように美しい粘菌たち
- 粘菌もまた不思議な生きもの・アメーバ動物
- ※粘菌の写真がたくさん見られます!
粘菌ときのこの違いは?:43:20
- その違いをご説明
- 粘菌と変形菌は同じもの。呼び方が違うだけ
- 粘菌ときのこ、探し方! 倒木をどうやって観察するか
- きのこ目や菌眼を身に着けよう!
- 獣(シカ)のフンからもきっときのこ
※しばらくどういうところに粘菌やきのこがいるか、写真でご説明
順次公開予定です。しばらくお待ちください。